"If I Were You"
今回は The Beatles "No Reply" からです。
サビの部分の歌詞ですね…
"If I were you I realize that I'd love you more than any other guy."
ここで使われている「仮定」の文は、動詞が過去形になっていますね。
現実と違うことについて話をするときには、動詞の形は「過去形」になる。
「本当はそうではないんだけれど、もし仮に~だとすれば」という意味で、文頭に "if" を使う。
「もし仮に~であれば‥‥なのになぁ」という文を作ることができる。「‥‥なのになぁ」の部分には助動詞の過去形を入れる。
というそのまま「基本どおり」の文型になあっているのですね。
"If I fell in love with you, would you promise to be true?" ("If I fell"より) ここでも、動詞の過去形、助動詞の過去形がつかわれていますね。
さて、最初に戻って「もし俺が君だったらね、他の誰よりも俺が君を愛しているということは理解するよ」というジョンの叫び。
私なりに意訳するならば「こんなに君のことが好きなのに、なんでわかってくれないんだい!」という感じでしょうか。
ちょっと跳躍しすぎましたかね、「超訳」なんてね。
参考文献:Forest 6th Edition 石黒昭博
今日の日よ、さようなら。
わらべ「もしも明日が」より。
1984年、最大のヒット曲だったんですね。
私、シングルレコード持ってました。
ベースもシンプルかつツボを押さえたラインで、密かに好きでした。
そして、どこか懐かしいメロディーライン。
なぜか、当時の空気感は、私達に何かを期待させるゆとりや空間にあふれていましたね。
昭和の終盤とでもいうのでしょうか。
動画のコメント欄で、そういうコメントを何度も見かけます。
「あのころは良かった」と。
私も、激しく同感ですわ。
「今日の日よ、さようなら。夢で逢いましょう!」
サビのこの部分はとても美しいと思います。
かなえちゃん、たまえちゃん、当時16歳。
16歳かぁ…若いなぁ(遠い目、そしてため息)。
いまからおよそ、40年前のことでございます。
私も当時は10代でしたね、まだ汚れてなかったよ…今よりはね。
時間は流れ、人は年を重ねる…これは生きているものすべての宿命ですね。
「このあとまた、夢でお会いしましょう」というのはオードリー・春日さん。
必ずオールナイトニッポンの最後にこの台詞を言われるのですね。
別れを名残惜しむ、そんな気持ちにせめてもの慰めのように、優しく響くような気がします。
あくまで、私個人の所感ですがね。
あ・び・お・す
The Best Things In Life Are Free.
“The best things in life are free.”
人生で最もよいものは無料だ。
The Beatles ”Money”から。
私はこの歌詞、「人生で最も良いもの、それは自由さ!」という意味だと、とても長い間誤解しておりました。あ~なんたる勘違い。お恥ずかしい限りでございますね。
前奏のあと、ジョンの叫びで始まるこの唄。
冒頭に「自由が最高なのさ!」という意味の叫びが、ぴったりだと勝手に誤訳していました。
ある時、レコードの歌詞カードを見て「あれ?思っていたのと違う!」となったのです。
そこには、なんと「人生で最高のものはタダだ。」というようなことが書いてあるではありませんか。
この時が、私のアハ~ンモーメントの一つです。
そうか、この ”Free”の意味は「自由」ではなく「無料」だったな…と。
自由を訴えたければ…
The best thing in life is freedom. (人生で最高のことは「自由」だ)
となるのだそうです。
free と freedom の区別をつけよう、私よ!
ボバ・フェット、今ここに安らかに眠れ。
2018年もあと僅か。スター・ウォーズのスピンオフ映画〝ハン・ソロ〟確か見たなぁ…印象が薄いぞ。
興行成績、良くなかったようですね。スター・ウォーズ好きの「ハン・ソロ」ファンが主なターゲットの層だったとしたら…その時点であまり範囲は広く望めなかったのかもしれません。
ハン・ソロのみならず、ボバ・フェット、オビ・ワン・ケノービのスピンオフも予定されているという噂が流れ続けてますね。心中ヒヤヒヤしたものです。映画として完成した日には、ファンの一人として是非、映画館で拝見したい!のですが、はたして肝心の中身のほうは大丈夫だろうか…と。
ここにきて、はっきりと発表されましたね、ボバ・フェットのスピンオフはなくなったと。
正直にいうと、ちょっとホッとしてもいます。ボバ・フェットは「ジェダイの帰還」でサーラックに飲み込まれてしまい、それが彼の最後の姿になっているのです、私の心の中では。
なんと、スピンオフではその中から這い出してきた!という設定になっているのだとか…
もういいじゃないか、そのままでも、無理にまた呼び戻さないでおくれ。
噂されていたスピンオフでは、彼の生涯のどの部分が描かれるのかは、確かに楽しみではありましたが。
「帝国の逆襲」でハン・ソロを探すバウンティー・ハンターとして登場した彼はそのハンター達の中でも抜きん出ていたし、カッコ良かった。
何しろあのダース・ベイダーと同等に(タメ語で)会話していました。
現在の映画技術を考えると、確かに古くからのファンも満足させる絵を散りばめた映画になることは間違いないでしょう。
ここで、ボバ・フェットはデューン・シーのサーラックの中で永遠に眠る。安らかに。
そして、なぜか少しほっとしている私がいる。
これでいいのダ。